古畑さんがマスターをやりました。3月に「話す人」で登場した人です。
ウェイトレスは谷田由紀子さんと藤谷裕子さん、マネージャーは渡辺は同じ。
参加者は、失語症者11人、家族3人、介護施設関係者6人、関心のある人4人、会話パートナー2人、総計で26人でした。
今回は1時間たっぷりやった失語症の疑問・悩みコーナーが大にぎわいだった。
始めに失語症の人が「忘れるからメモをするが、そのことも忘れる」と話しているうちに話はもりあがりました。それに関しては、メモの取り方や、若い人はスマホでやるなど出ました。
谷田さんがお世話になる須山ST(言語聴覚士)さんが脳の絵を描いて、失語症と高次脳機能障害の同じ所と違う所を説明してくれました。
初めて参加する若い方は、脳性麻痺だったけれど、仕事をしている。でも電話には出ないようにしている。相手から嫌なやつと思われるからと苦労を話してくれました。
トイレが近いという悩みも出ました。私も、私もという声が出されました。みんないっしょだねとみんな安心しました。
裏方の話を一つ
お客さんから1000円札が2枚も出て、おつりがいくらかかわからなくなった。ボランティアの人がやってくれて、危うく間違いはなかったが、一時はマネージャーもウェイトレスも混乱しました。
次回、7月30日(土)の「話す人」は谷田由紀子さんと夫の敬彦さんです。
渡辺鋼
2016年6月29日
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港 (月曜日, 04 7月 2016 23:25)
初めまして港と申します。ブログを見ました。私も失語症・高次脳機能障害です。言葉を失うことは絶望しかありませんでしたが、なんとか希望を持てるようリハビリ生活をしております。考え方や症状は様々ですが、失語症者同士はわかり合える瞬間があると思っております。関西に「若い失語症者のつどい(TOMO)」があります。是非一度見ていただけれると有り難いです。http://youngtomo.web.fc2.com/